確定拠出年金の説明を聞いてきました。

確定拠出年金=給与天引きのドルコスト平均法
こんにちは!石原 たまみ です。企業側の確定拠出年金の説明を聞く機会があったので、感想をまとめて見たいと思います。基本は毎月天引きされて、運用方法を自分で決めて運用する年金の方法です。「投資信託のドルコスト平均法」を8年前から運用し、自分でオンラインセミナーを実施している私としては、「あれ?」と思うことがいくつかありました。
しかし、数年前は何のことを言っているのかよくわからなかった説明も、自分でやってみると「この講師の人よりも私の方が間違ってないわー」と思う箇所もあり、人間、学んで賢くなると、こんなにも変化するのかと、改めて思いました。
散々説明してきた人でも、複利の効果を説明せず、損することを言ってしまっている
確定拠出年金といえぱ、ずーっと天引きされて、非課税で運用していただける年金です。国民年金に移管された方や、もともと自営業の方でもIDECO(イデコ)の制度で運用ができます。自分で運用型を選べるので、国内外の株式、債券、REIT、またバランス型とか選べます。投資信託のいいところは配当を再投資することで、複利の効果が得られ、年数をかけるごとにさらに大きく増えることです。
複利とは、借金の場合は利息がさらに利息を産んで、雪だるま式に増えていくことですが、投資の場合は、逆で利息が利息を産んで、大きく増えるようになります。
残念なことに確定拠出年金を説明されている方が、「今は株式が好調だからいいですけど、いつ下がるかもわからないから、引き出して定期預金にしておいた方がいいてすよ」言われていました。しかし、これでは複利で増えないんじゃない?と思ってしまいました。株価の上下を見ないのがドルコスト平均法なので、そんなことしていたら、大きく増えないよと思ってしまいました。
結局、自分で考え、やってみないとわからない
そんなこと言っていても、結局自分で関心を持って、自分で手を動かして、やってみないとわからないものです。先日も友達に押しかけで教えていたけど、自分で説明してもなかなか解ってくれないものです。お金のことなのに、自分事なのに、なかなかもどかしいものです。しかも自分でやらないと、人にまかせっきりでは、金融の知識がないから、またややこしくなります。「めんどくさい」「理解ができない」と思わず、是非、少しづつ勉強してほしいと思います。