締め切り間近でエンジェル登場! 本の表紙(案)ができました!

よいよ本の制作へ、表紙ができあがってきました

NPOを立ち上げると決めて、12月中旬から、ほぼ毎日行っている理事3人の朝ミーティング、今朝の話題は、「本の表紙」でした。普通の本には装丁と呼ばれる、表紙、裏表紙、背表紙の表面があります。これを、申請中NPOの社員にもなってもらったデザイナー・川原田洋子さんに依頼をしていたのです。これが、予想以上に素敵な表紙が上がってきたので、皆で「かわいい!」「さすがデザイナー!」と、大喜びでした。

失語症のイラストレーターに表紙を描いてほしい!

そもそも、表紙と本内の挿絵を、失語症を患いながらイラストを描き続けている方に依頼しようと考えており、「かわいい表紙と、似顔絵を○枚お願いします」とお願いすれば、締切までに出来上がってくると思い込んでおりました。しかし、甘い甘い。失語症を患われているとしても、相手はプロの方、要求が思っていた以上に厳しかったです。

「本の内容がせめてわからないと描けない!」→  内容がまだまだ執筆途中

「印刷するときの色合いがあるので、デザイナーさんと打ち合わせたい」→ 時間が合わない!

「締切がいつまで?」→  この時点で1か月半後が締切、間に合わない!!

「本の題名は?」→  この時点で未定、、、表紙の絵も難しい

などなど、打ち合わせに時間がかかること、「こんな感じで」では、プロは描けないということ、色合いなど、印刷時にしっかりその色が出るのか?など、きめ細やかな打ち合わせが必要であるということが、初めてわかりました。

結局、失語症のイラストレーターの方に依頼するのは断念いたしました。反省しきりです。(ちなみに、この方のマネジメントは奥様がすべて行われており、夫婦二人三脚でしっかりと仕事をされて、社会復帰されている見本でした。)

困った、、ここでエンジェル登場です!

さて、困った。。。ここでデザイナーの彼女への無理難題をお願いすることになりました。「題名決まっていないけど、かわいい感じで本の装丁お願い!2週間後締切で!」→この時点で、まだ題名決まってませんでした(汗)こんな無茶ブリにもかかわらず、「わかりました!やります!」と引き受けてくれたデザイナーさんでした。3人で「ええ子やー!!」と涙、涙。私たちにとって彼女はまさに救世主・エンジェルでございました。

結果、1週間後にとっても素敵な表紙企画がメールで届いたのです。「かわいいー!」「こんなのできるんだ!すごいすごい!」「このデザインで本屋に置いてあったら、売れそうだわ!」などなど、拍手喝采。題名は無事、5日前に確定、お伝えしていましたが「毛筆で、下川さんの手書きにしましょう」という案に大賛成、だんだんと本が形になってきました。

さあ、出版が近くなってきました。楽しみです。4月末日にはできあがり、発送予定でございます。みなさん、出版されたら是非ご購入くださいませ。

*購入はReジョブ大阪HPよりどうぞ。

*その後本の表紙は下記の通りに、5月4日、無事オンデマンド出版となりました!