高次脳機能障害と戦う、訓練でよくなる!

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高次脳機能障害の当事者会に 参加してきました。

 NPO 法人、Reジョブ大阪では、 毎月・第3土曜日に高次脳機能障害・家族会を、第3日曜日に当事者会を実施しています。 2018年12月は3回目の開催でした。 会場は、東大阪市・駅近くにありますライティホールです。 私は当事者の方と電車で介助で参加しました。

当事者会には 高次脳機能障害の当事者の方はもちろんですが、 言語聴覚士さんに2名、ご家族の方3名いらしていました。

言葉を発することで、よくなっていく!

特に印象的だったのは、7月にお会いした高次脳機能障害の方の変化でした。5ヶ月前にお会いした時は、一言も声を発していなかったのです。しかし今回、ズームでオンラインスピーチレッスンを開始されたと聞き、

「スピーチレッスンは楽しいですか?」と質問したところ

「楽しい!」と即答されるではないですか!!

ものすごく感動しました。

言語化の素晴らしさ

高次脳機能障害になってから、何年も引きこもりになっていたと聞いていました。外出されるようになったのも凄いですが、スピーチレッスンが楽しい、 会話ができるようになったのもすごいと思いました。

言語聴覚士 の西村さんに質問したところ、発声をする訓練をすれば、絶対に良くなっていく、と確信されているようでした。私が感心してすごいねと言うと、 プロだからとさすがの発言です、 かっこいいな!

それにしても、 言葉を発して、考えをまとめたり、アウトプットしたりすることが、 障害の回復に繋がるとは すごいことだと感じています。一般の人にも、言語化をするプロセスが自己の気づきに繋がると西村さんから教わりました 。こうしてブログを書いたり、 自分の考えを言葉で発言することがとても大事だと感じています。

高次脳機能障害の患者さんの社会復帰のために、色々な方法を日々提案しています。 NPO を始めて、西村さんがスピーチレッスンをオンラインで初めて、当事者会家族会を開催するようになり、社会復帰できる障害者さんが増えたら、 こんなに嬉しいことはないですね。わからないことも多くて、迷惑をかけることも多いですが、手助けをしたいと思っています。