高次脳機能障害講演会:2019 2月

見えない障害を理解するために:高次脳機能障がいについて
これから講演会スタートです。「高次脳機能障害との上手な付き合い方」橋本圭司先生#高次脳機能障害 pic.twitter.com/uWNQCwAJeh
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
東大阪の高次脳機能障がい当事者会「え~わの会」主催、講演会に参加してきました。同じ障害をお持ちの下川真一さんと、駅で待ち合わせして、会場に向かいます。下川さんもTwitterはじめたし、1年前と比べても、めっちゃ変化しています。
下川さん、ツイッター中。#高次脳機能障害 pic.twitter.com/R1gaYqAm8p
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
そして、今回はツイッターで橋本先生の講演内容を、その場でレポートしてみました。
子供から高齢者まで、高次脳機能の問題を抱えた人は1000万人もいる(認知症、発達障害含む)、いずれも自己モニタリングの障害。ー橋本圭司 #高次脳機能障害
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
ADHDのお子さん、交通事故にあいやすい。低酸素脳症(5分以上心配停止)、ハイリスク出産も多い。東京の平均出産年齢が36歳、年々上昇して、ハイリスクになっている。低体重出産もリスク高い。#高次脳機能障害
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
ADHDや認知症は、最近よく耳にします。そして、出産年齢も上がってきているので、自然とリスクが高くなっています。いまや35歳以上の出産って普通ですもんね、20年前は35歳以上の初産は高齢出産と言われてました。
症状(道に迷いやすい、気遣い乏しいなど」+画像所見(MRIがとても進化している)+神経心理学的検査結果=高次脳機能障害の診断。
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
高次脳機能障害の方は表情がわかりやすく、正直に対応できて、好き。
AI時代は表情わかりにくい人が多いので、どっちがらいいのか。。by橋本先生#高次脳機能障害
講演の中で、神経ピラミッドを用いて説明してしていただきました。高次脳機能障害のある方は、診察中眠くなる人が多い、それはピラミッドの一番下にある「神経疲労」起こしてしまうから。この話をされる10分前くらい、まさに神経疲労を起こして、意識消失して寝てしまった私、、、隣居た下川さんは「どつこうかと思いました」と言われました。あれれ。

この問題を克服するには、
①姿勢を正して、②深呼吸、③ストレッチ、④みどりの中で運動
することだそうです。「脳に酸素がいってないので、眠くなるんです」とのことでした。NYの高次脳機能障害回復プログラム(20日間で48500ドル!)でも、眠くなると、姿勢を正し、お水を一口飲んで、深呼吸しているそうです。「なるほど」と思い、自分でも深呼吸をし、この後は意識が回復、無事最後まで、講演をきくことができました。
現代人は前頭葉使い過ぎ、マルチタスクが仕事できるとされる。この20年、電子カルテが普通になった。世の中が変わってしまった、物凄くイライラするようになった。
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
当事者同士ならアドバイスが非常に有効。、経験したコメントはとても良い。ひとの問題はようわかる。#高次脳機能障害
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
イラッとした顔を周囲はみて、本人が怒りだす。「その顔をやめましょう」と家族に伝える。ポジティブフィードバック、1秒待ち訓練#高次脳機能障害
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
このイラっとしたときのポジティブフィードバック、心がけたいですね。イラっと来るときは、「この感情はなんでくるのか?」と原因を追究するようにしています。原因がわかれば対処しやすいし、自分に原因があることがしばしば。1秒待ち訓練も「そうだよね」とうなづけます。なかなかそうはいかないことが多くても、ご家族に寄り添って考えたいと思いました。
タッチケアをすると、オキシトシンが出て、改善に向かう。自分で触るのでもOK。
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
暗記記憶よりも経験記憶。何事もオウム返しに復唱させる。いろんな所を叩きながら覚える。踊りながら覚える。
指示は1つ1つ、リストにして書き出す。なるべく予定の変更しない。時間にゆとりを持つ。
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
人の振り見て我が振り直せ、当事者同士の会は非常に良い。#高次脳機能障害
良い療育者とは、短くシンプルな指示、肯定的である、人のせいにしない、悪者探ししない。できない事を叱るのではなく、出来る事を認める#高次脳機能障害
— 石原 玉美 (@tamami_ishihara) 2019年2月2日
自分の生活にも、あてはめたい事ばかり。できることを認めていきたいと思いました。
橋本先生の講演の後は、当事者3名が登壇しての橋本先生とのディスカッション、会場からのQAでした。そちらは、リジョブ大阪のブログを西村紀子さんが書いてくれてますので、そちらの素晴らしい文章をどうぞ!
NPO法人Reジョブ大阪HP:https://www.re-job-osaka.org/
書籍はこちらから: 「知っといてぇや、これか高次脳機能障害者やで」Kinde本:960円