働き方改革、何のために仕事をしているのか?

あなたは何のために仕事をしていますか?

大学を卒業してから、会社員として25年働き、1年前からすっぱりと会社員を辞めました。そして先月、久しぶりに会った後輩女性が「会社のために、働いている」とポロっと言ったのを聞き、「働き方改革」は本腰を入れて取り組まないと、日本人ほとんどが「真面目に働くと、いいことがある」という幻想にとらわれているのではないかと思いました。

真面目に働いてもいいことはない、不平等な世界にようこそ

「不平等な世界にようこそ」は東大入学式の祝辞で、上野千鶴子先生が述べられた言葉。みんなだいたいわかってはいると思っていたが、それでも「真面目に仕事したり、勉強したら、報われる」と思っている傾向がある。

しかし、現実は違う。時流に会っていたり、自分の特性に会っていることを選択していかないと、真面目な努力が「無駄な努力」となってしまう。また、日本人は真面目に働きすぎて病気になってしまったり、精神を病み、命を落としてしまうこともある。私の周りにも、働きすぎて亡くなった人もいるし、私自身も理不尽な目に何度か会い、逃げるようにして会社を辞めたこともある。

家族のため、自分のため、働く

家族が食べていくために働く、と言う人も多いだろう。だから、そのために病気になったりしては本末転倒、「家族と楽しく暮らすために適度に働く」のがいいと思う。そもそも、労働生産性<資本生産性とは、数年まえに「21世紀の資本」でピケティも書いていたし、自分が働くよりも、不動産や資産が働いてくれる方が、ずっと効率的だ。「資産がない」とはよく聞くが、ドルコスト平均法で10年間積み立てをすれば、結構な資産が形成できる(これを日本人は義務教育で必修にするべきだと思う)。自分の資産に、収入の何割分かを働いてもらうという意識があれば、働き方の考え方も、病気になるまで猛烈に働かないでもいいのではないか?

「マンション買ったから、頑張って働く」

所有欲のために働くというのも聞いたことがある。私も独身女、結婚歴なしなので「マンション買ったから、働く」と言う意見、とても解ります。私は所有欲があまりないようなので、賃貸派なのですが、マンション持たなければ、とても自由に身動き取りやすくなります。たとえ持ったとしても、貸出して、資産にすれば収入を生んでくれる。

会社のためでなく、自分のために働いていきたい

「会社のため」と言った後輩の言葉があまりにも衝撃だったので、このブログを書くに至ってます。会社のために働くと精神を病むのではないかと、心配になります。働き方改革って、過労死を無くす、終身雇用は無理だから副業してもらう、会社以外に生きがいを見出してもらって家庭円満に、子供も沢山つくってね!って政策だと思ってます。これ考えたお役人さん達、残業しないで早く帰ってくださいね。「会社のため」で働くと、会社に恨みが生じてしまいます。

究極は自分の好きな事をするために、仕事を選んで働いて行きたいです。「会社のために働く」と言った後輩が、「家族のため、自分のために生きたい」と言ってくれますように。。。